カクタスソフトウェア
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サウンド MIDI マルチメディア アプリケーション

表示制御

表示制御タブでは、トリガモードやレイアウトモードなど表示に関する様々な設定を行います。

トリガモード

トリガを探す条件を設定します。現在どのモードで描画されているか、波形画面上部に表示されます。

表示 意味
Trig 条件を満たしたトリガ点による描画
Auto 代替のトリガ点による描画
?Trg トリガ点が見つからないため自由に描画
Free 自由に描画

Auto

画面に表示された範囲にトリガ条件を満たす点があるときは、そこをトリガ点とします。見つからないときは、代替のトリガレベル(表示された波形の平均レベル)を設定し、トリガ点を探します。

Normal

画面に表示された範囲にトリガ条件を満たす点があるときは、そこをトリガ点とします。見つからないときは、条件を満たす点が見つかるまで(約5秒)時間をさかのぼって検索します。どうしても見つからないときは、FreeRunの扱いとなります。

シングル収集が有効になっているときは、トリガ条件を満たすまで待機します。

FreeRun

トリガの検出を行わず、自由に波形を描画します。

エッジモード

トリガのエッジ検出方法を設定します。

エッジモード 意味
Upward 上向きのエッジを検出します。
Downward 下向きのエッジを検出します。
Both エッジの向きは問いません。
Alternate 上向きと下向きを交互に検出します。

描画モード

波形を描画するときの各種設定を行います。

Interporation(補間)

画面の1ピクセルよりも、波形のサンプル点の間隔の方が広いとき、補間を行いながら描画します。

例:サンプリング周波数が44.1kHzで、10kHzのサイン波を表示した場合。

補間がオン

補間がオフ

補間をオフにすると、録音されたオリジナル波形を見ることができます。

補間アルゴリズムは、3次のランチョスフィルター(Lanczos Filter)を用いています。

Noise Filter

高い周波数領域のノイズを押さえます。以下に残留ノイズを観測した例を示します。(20dB/div)

フィルターオフ

フィルターオン

録音されたオリジナル波形を見るときは、フィルターをオフにしてください。

Anti Alias

アンチエイリアスの設定です。この設定をオンにすると波形をなめらかに表示します。

アンチエイリアスオン アンチエイリアスオフ

レイアウトモード

レイアウトモードの設定によって、波形・スペクトル・ソノグラフ・リサジューの各画面を柔軟に配置することができます。

以下にレイアウト例を示します。

例1

例2

グループの配置

画面は以下の3つのグループに分類されます。

グループ 基準
Wave 時間軸とレベル軸を持つ
Spec 周波数軸とレベル軸を持つ
XYMode 2つのレベル軸を持つ

レイアウト画面の「General」では、この3つのグループをどのように配置するかを設定します。

Horz
すべてのグループを水平に配置します。
Vert
すべてのグループを垂直に配置します。
HorzTile
上段のグループを水平に配置し、下段のグループをタイル状に配置します。
VertTile
左端のグループを垂直に配置し、右端のグループをタイル状に配置します。

領域の調節

レイアウト画面右側のスライダーを用いて、各グループの表示領域を、広くしたり狭くしたりすることができます。

広くしたいグループは右へ、狭くしたいグループは左へ、ノブを移動させてください。すべてのノブを同じ方向に動かすと、効果が打ち消し合うので正しく調節できません。

グラフの配置

波形を例に取って説明します。

オーバーラップ

すべてのグラフを重ね合わせて表示します。

タイル状に配置

各グラフがより正方形に近くなるよう配置します。

水平分割

すべてのグラフを横に長くなるよう配置します。

垂直分割

すべてのグラフを縦に長くなるよう配置します。

Specグループ、XYModeグループも同様に配置することができます。

ズームモード

ズームモードを用いると、波形の一部を拡大して観測することができます。ズームモードでは画面が上下に1:2に分割され、上部に標準の波形が、下部に拡大された波形が描画されます。利用可能な拡大率は、×2から×500までの8通りです。

拡大率 ×2、×5
×10、×20、×50
×100、×200、×500

以下の例は、波形とスペクトルの組み合わせです。

以下の例は、スペクトルとソノグラフの組み合わせです。

波形の移動

Waveタブでトリガオフセットを移動させると、波形の表示位置を移動させることができます。

Specタブで周波数オフセットを移動させると、スペクトルの表示位置を移動させることができます。

基準位置設定

基準位置設定によって拡大する位置を設定することができます。

Left
画面左端を基準とします。スペクトル観測でDCを基準にするとき用います。
Center
画面中央を基準とします。波形やスペクトルの特定の部位を観測するとき用います。
Right
画面右端を基準とします。ロールモードで最新の波形を観測するとき用います。

マルチドローモード

マルチドローモードをオンにすると、録音データの中からトリガ条件を満たす複数の場所を表示します。波形がゆらいでいるときなど、全体の様子を観測することができます。

以下の波形は、サンプリング周波数が44.1kHzで、5kHzの鮫歯状波と3kHzのサインを10波表示したものです。

マルチドローモードは、重ねるの波形が多いほど処理が重くなります。より少ない描画で波形観測ができるよう、重ね合わせの数を設定できるようにしました。重ね合わせる波形の数は、2波から20波までです。

フレーム

フレーム選択

フレームの描画設定を行います。

表記 表示
No
Line
Dot
Dot and Line

カラーセット

カラーセット

カラーセットで、画面の色調を変えることができます。以下の3種類を支援します。

通常の利用で設定します。

主に印刷で用います。これは、黒ベースで印刷するとインクの消費が多くなるため、設定しました。

モノクローム

波形イメージを出版物などに掲載するとき用います。

単位

垂直軸単位

波形レベルの単位を設定することができます。

表記 単位
Percent Level %
Wave Level dB
Voltage Level V
Current Level A

サーボスコープは、主にサウンドを扱うことを想定しているため、デフォルトで「dB」が設定されています。しかし、外部にハードウェアを追加することで、電圧(V)や電流(A)を選択することが可能です。テキストボックスで設定された値をフルスケールとし、測定値をボルトやアンペアで表示します。

電圧(V)や電流(A)の表示は、サウンド入力の値を読み替えて表示しているだけです。お使いのコンピュータで電圧や電流の測定ができるわけではありません。これらの単位を用いるには、コンピュータに測定したい情報をオーディオレベルのシグナルに変換するハードウェアを接続する必要があります。
電圧のフルスケール値は、整数のみ可能です。電流のフルスケール値は、小数点以下の入力も可能です。校正は、ハードウェア側で行っていただくようお願いします。

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